顎関節症について

歯並びが悪かったり、悪習癖の状態を続けたり、歯が抜けたまま放置しておいたりすると、つまり、奥歯で平均に物を噛むことが出来ない状態で、限られた1〜3歯でしか物を噛めないような状態を長く続けていると、顎関節を破壊し、顔面や顎関節の疼痛、関節の雑音、目まい、ふらつき、吐き気、難聴、開口障害などさまざまな障害を引き起こしてきます。
顎関節症には、咀嚼筋障害と顎関節障害と顎骨障害との3つの障害に分類されます。
咀嚼筋障害は顔面神経痛と似たような症状を呈して、主に、筋肉痛や開口障害や運動痛がおこります。また、肩凝りや首筋などの運動障害なども起こります。
顎関節障害は、口がわずかしか開けられなくなったり、こめかみを圧すと痛みがあったり、口を開けると雑音が出たり、近くに外耳道があるため、ここに炎症が起きると、目まいやふらつきや吐き気などの症状が起きることがあります。
顎骨障害は下顎頭や関節円板や軟骨を破壊して、顔面の変形つまり、顔がゆがんだり、変形してきたりします。簡単に顎が外れたりして、口を閉じることが出来なくなったりもします。
いずれにしても、放置しておくのは更なる悪化を招くだけで、自然に治癒することはありません。早期に顎関節症に詳しい歯科医院を受診されることをお勧めします。
治療法はまず、スプリントを作って、症状の緩解に努めます、もし、顎関節症ならば、スプリントを入れると劇的に症状は改善されるはずです。症状が緩解したら、適正な補綴処置をして、正しい噛合わせを回復していきます。治療は長期間かかりますが、きちんと直しましょう。